有名サイトで使われているアクセス解析やCMS、プログラミング言語までまるっとわかる「Wappalyzer」
新規のWebサービスをつくるとき、どんな言語を使おうか、アクセス解析ツールは何を使おうか、アドネットワークの導入がどうしようか、と考えることがたくさんあります。
有名サイト、例えば楽天やNAVERまとめ、価格.comはなにを使っているんだろうと気になりますよね。
そんなとき、有名サイトで使われているアクセス解析やCMS、プログラミング言語までまるっとわかる「Wappalyzer」が頼りになりそうです。
「Wappalyzer」はそのサイトで利用されているWebアプリケーションを解析して一覧にしてくれるサービスです。
Chrome・Firefoxからかんたんに確認できる
「Wappalyzer」はChrome拡張・Firefoxアドオンで提供されています。インストールするとChrome・Firefox上から使用しているWebアプリケーションを一覧で見ることができます。
たとえば、楽天ならWebサーバーにApache、JavascriptフレームワークにjQuery、jQuery UI、Modernizr、Moment.js、yepnope.js、Lightbox、アクセス解析にAdobe Analytics(旧SiteCatalyst)が使われているようです。
NAVERまとめの場合は、WebサーバーにApache、プログラミング言語にJava、JavascriptフレームワークにjQuery、Backbone.js、YUI、Underscore.js、アクセス解析にGoogle Analyticsが使われているようです。
価格.comの場合は、WebサーバーにIIS、JavascriptフレームワークにjQuery、アクセス解析にAdobe Analytics(旧SiteCatalyst)、Google Analytics、Google Tag Manager、アドネットワークにGoogle AdSense、DoubleClick for Publishers、が使われているようです。
そのWebアプリケーションを使っているサイトの一覧がわかる
表示されているWebアプリケーションのリンクをクリックすると、Wappalyzerのページに移動し、そのWebアプリケーションを使っているサイトの一覧を見ることができます。
これで新規サービス開発を今までよりスムーズに進めることができそうです。